【宗像市】「森・里・川・海」の豊かな自然を未来へとつなぐ。宗像大社辺津宮・鐘崎漁港で『第8回豊饒祭 稚魚放流行事』が10/29に行われました。

2025年10月29日(水)、さわやかな秋空のもと、宗像市の宗像大社辺津宮(田島)・鐘崎漁港(鐘崎)で『第8回豊饒祭(ほうじょうさい)稚魚放流行事』が行われました。

『豊饒祭 稚魚放流行事』とは、2017年に開催された「第37回全国豊かな海づくり大会」に際し、天皇皇后両陛下が宗像大社へ行幸啓されたことを記念し、毎年10月29日に行われている『豊饒祭』という神事に併せて、水産資源の保護・管理の大切さを伝えるため、鐘崎漁港から稚魚を放流している行事です。

まずは、宗像大社辺津宮で『豊饒祭』の神事が執り行われ、その後、鐘崎漁港へと移動します。

鐘崎漁港では、豊饒の海を願い、関係者が地元の園児たちとともにトラフグやマダイの稚魚を岸壁から放流します。

小さな手で一生懸命に放流する子どもたちの姿と、放流された稚魚が海で優雅に泳ぐ姿が印象的でした。

放流を終えたのち、関係者と宗像大社の巫女たちが船に乗り込み、竹魚礁を鐘崎漁港沖に沈めます。豊かな自然と祈りのつながりを感じる、あたたかくも荘厳な行事でした。

この素晴らしい取り組みが次の世代へと受け継がれ、水産資源の保護・管理の大切さと、自然からの恵みの享受という感謝の心がいっそう広がっていくことを願いたいですね。

鐘崎漁港はこちら↓

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