【福津市】10/21、宮地嶽神社で「灯明祈願祭」が斎行されました。古の宮廷舞『ツクシ神舞』も奉納。
2025年10月21日(火)18:00より、福津市宮司元町にある宮地嶽神社で『灯明祈願祭』が厳かに執り行われました。この祭典は、願い事を書いた竹灯に神火を灯し、諸願成就を祈る神事です。
夕闇の訪れとともに、境内には無数の竹灯が点され、静けさの中に無数の光がゆらめき、神々しい雰囲気に包まれていました。
祭典の中でも注目を集めたのが、古代より伝わる『ツクシ神舞』。能や舞楽の原型とも言われており、古より舞い続けられ、御遷座記念祭の日にしか舞われない、幻の宮廷舞。
拝殿前に設けられた舞台で、神職たちが笛と太鼓の音に合わせ、海の波のように緩やかで、且つ力強い舞を奉納。竹灯の光に照らされた姿は、まるで古代の神話が蘇るような神秘的な光景となっていました。
また宮地嶽神社では、2025年10月16日(木)から「光の道・夕陽のまつり」も開催中で、本日10月22日(水)が最終日となります。ここ数日は曇天が続き、夕陽が参道を照らす光景は貴重となっていますが、最終日の天候に期待が寄せられています。なお、『ツクシ神舞』は本日10月22日(水)13:00からも奉納予定とのことです。
古代からの祈りが今も息づく宮地嶽神社の『ツクシ神舞』。心静かに古からの伝統芸能にふれてみてはいかがでしょうか。
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