【宗像市】神の息吹とアートが響き合う——『宗像みあれ芸術祭2025』が、宗像市各所で開催されています。
2025年10月1日(水)から、宗像市各所で『宗像みあれ芸術祭2025』が開催されています。
『宗像みあれ芸術祭』の「みあれ(御生れ・御阿礼)」とは、神の誕生や降臨を意味する言葉で、“神々が一年に一度集い、新たに力を得て生まれ変わる”とされる、宗像大社の神事に由来しています。この芸術祭は、「宗像大社/辺津宮」を起点に、宗像市内各地へと広がるアートプロジェクトとして行われ、今年2025年で4回目の開催を迎えています。
会場のひとつ「宗像大社/辺津宮」の境内では、竹でかたちづくられた巨大な「うちゅうせん」、カラフルなブロックが置かれた「ブロックあそび」、石に触れると音が鳴る「いしのうた」、鏡・ガラス・鈴を使ったオブジェが森と美しく調和した「結び」など、自然と一体化したインスタレーションアートが多数展示されています。
また「精霊さがし」は、「宗像大社/辺津宮」や「宗像ユリックス」のどこかに“海からの精霊”が潜んでおり、地図を片手に探すというもの。大人も子どもも、探検気分を味わいながら楽しむことができますよ。
さらに、宗像市徳重にある「(株)森田設備開発」のビルには、今にも飛び出してきそうな象たちのトリックアート「森の象たち(仮題)」や、宗像市内の子どもたちの公募の中から選ばれた「海のいきものたち」が、九州産業大学造形短期大学部の学生たちを中心に描かれ、大迫力の見ごたえのあるウォールアートとして披露されています。
なお、子どもたちの公募作品は、宗像大社に隣接している「海の道むなかた館」に展示されており、子どもたちならではの自由でみずみずしい感性に触れることができますよ。
『宗像みあれ芸術祭2025』は、終了間近。2025年10月20日(月)までの開催となっています。神々の気配とアートが交差する宗像の地で、五感で感じるアート巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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