【宗像市】10/1は、宗像大社(田島)の『みあれ祭』。三女神の合流を祝う「海上神幸」が壮大です。
宗像市田島の宗像大社で、2025年10月1日(水)に『みあれ祭・海上神幸』が執り行われます。
『みあれ祭』は、宗像大社の秋季大祭の幕開けを告げる重要な神事で、宗像を代表する神事として全国から参拝者や観光客が訪れる一大行事となっており、毎年この日を心待ちにする人々で賑わいます。
宗像大社には、沖津宮に田心姫神(たごりひめのかみ)、中津宮に湍津姫神(たぎつひめのかみ)、辺津宮に市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)が祀られており、『みあれ祭』は年に一度、三女神が辺津宮に揃うことを祝う祭礼です。
まずは9月上旬に、沖津宮(沖ノ島)から田心姫神の神霊を中津宮(大島)へお迎えする「神迎えの神事」から始まり、毎年10月1日に、中津宮から神湊港への「海上神幸」が行われます。田心姫神と湍津姫神の二柱を乗せた御座船(ござぶね)が、大漁旗を掲げた100隻以上の漁船に囲まれ、玄界灘を進む姿は圧巻です。神湊港へ到着後は「陸上神幸」が行われ、辺津宮へ迎えられます。
当日は、神湊港一帯に多くの人が集まり、海の安全と豊漁を祈る荘厳な光景を目の当たりにできます。宗像の歴史と信仰を今に伝える、必見の神事です。神話と歴史が息づく宗像ならではの『みあれ祭』。玄界灘を彩る荘厳な海上パレードを、現地で体感してみてはいかがでしょうか。
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